忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



2.あかるいはじまり
男女ツインボーカルの変拍子バンド。おっとり淡々と歌う女ボーカル、しゃがれたビブラートの男ボーカル、ストラトの歯切れいいカッティング、聞いている側を翻弄するリズム隊。めまぐるしい展開についていけなくなること請け合いだが、それまさにバンマスの思う壺である。

3.THE SHADOW(仙台)
仙台発5人組パンクバンド。WANDSやZIGGY、ゼリーを彷彿させるようなクール兄貴的なボーカルと、メンバー皆でのユニゾンコーラスが熱い。ユニゾンするくらいならハモれや!とか言う人は、このバンドを見て勢いや一体感を確認するといい。

4.THE WEEKENDERS
ブルース・ガレージロック・グランジなど手広くこなす3人組。スパーンと響くスネア、ブリブリうなるプレベ(スティングレイの硬質なブリブリ音とも異なる)、ファズ・ノイズ・ブラッシングを巧みに使いぶっとびまくるギターボーカル。暴れっぷりがホント凄い。

5.ザ・ペラーズ(東京)
東京発4人組パンクバンド。ボーカルの歌声が腹まで響いてくるず太い声でワイルドすぎる。それに対しドスの効き過ぎるコーラスを叫んでくれるのは、和製シドと呼べそうなベーシストで、パンクを体現している。男臭さ随一のバンド。

6.Barbs
四人組パンクバンド。真っ先に目が行くのはハリネズミヘアー・鋲ジャン・長身のボーカリスト。楽器隊は端整。歌は野太くがなりまくるのに、詞がとても心に染みる内容でギャップでも魅せてくれる。ライブ中は客席に「ロックおじさん」もおり、特にモトハルめっちゃテンション上がっていた。

7.キャノンボール(東京)
東京発四人組パンクバンド。真っ赤なハリネズミヘアーになぜか学ランのボーカル、金髪グラサンでフロントピックアップをぶち抜いたギタリスト。突然曲をストップして客に話をふったり、ガラ悪いのにエンターテイメント性が米米CLUBばりに高い。Syachi-9めっちゃはしゃいでしまった。

今回のライブは心に響く言葉・元気になる言葉が沢山あると気付かされました。これも明日への糧としよう。
PR


出演順
 1.Syachi-9  2.あかるいはじまり
 3.THE SHADOW  4.THE WEEKENDERS
 5.ザ・ペラーズ  6.Barbs
 7.キャノンボール

エッジの効いたパンク・ロックバンド達の中での一番手。この日モトハルは休出直後、進は過密スケジュールで疲労抜けないままだったが、今出来る最善を尽くそう!と、Syachi-9共はステージに上がった。6時開演。

曲順 SE.JOY (YUKI)
 1.Tomorrow  2.YAYAYA  3.Colors
 4.Dry  5.Bye-Bye

よくある風景だが、今回は客席の中盤以降に観客が固まっているパターンだった。いざ目の前にすると、なかなか遠い。手を伸ばして届く距離ではない。さぶい・・・それならば、そんなお客さんがたをどう乗せて見せようか?Syachi-9共は密かに燃え始めた。

いざ弾き始めると、モトハルは疲労一切を感じさせない動き・跳躍を見せ、進はいつに増して落ち着いて力強く、ぶれのない演奏をした。マナブは静と動を織り交ぜた独自の波ある動きとを見せ、ヒロは会場全体を仰ぎいつもよりゆったりと叩く。Malthは練習よりも艶の増した声で拳を上げながら歌いきった。各メンバー荒削りながらも無駄な力や堅さがなく、徐々にいい意味でのライブ慣れが見えてきた。

終えると、以前よりも大きい歓声。声を上げ応援してくれる出演バンドの面々を見て、観客の声・笑顔に触れて、Syachi-9共はバンドの醍醐味を改めて感じた。同時に少しづつ前に進んでいることを実感できたのでした。


出演順
 1.next  2.Rovers 3.Syachi-9

トリである。ケツである。プリケツのルーキー。Syachi-9共は尻を・・・いや、腹をくくった。

出演バンドは、地元筆頭バンドの一つであるnext。進をイジリ倒しながらも、彼らのライブ中に粋な紹介をしてくれた。曲・ライブ構成の完成度の高さは、彼らの音楽に対する姿勢そのものだが、人当たりは気さく・物静か・温厚な兄さんがただ。
前回二人出演時に一緒だったRoversは、今回はドラムも入り三人での万全体制だ。とてもパーカッシブなベースが印象的なバンド。彼らは皆少し年上で、落ち着いた雰囲気だった。

next・Roversの白熱ライブで、会場は十分に温まっていた中。楽屋にて五人円陣を組む。瞬く間であろう四曲、1音1音に想いを込めよう。いざメンバーはステージへ。

曲順
 1.Tomorrow 2.Colors 3.Dry 4.Bye-Bye

声が枯れても構わず唄い続けたMalth、汗をほとばしらせ暴れるモトハル、黙々と演奏をこなす進、低い構えから巧みなフレーズを奏でるマナブ、全身から闘志をみなぎらせ叩くヒロ。四曲を終え、皆うつむきゼーハーしていると、某・粋な兄さんからアンコールが。

  皆「へ・・・?」

  へんじがない ただのしかばねのようだ

メンバーはキョトンだったが、コールは少しずつ広がっていった。このヨボヨボなわしらに、更にもう一曲とは。サディスティック・デザイアといったところか・・・ふっ。

持ち曲も体力も既になかったものの、普通に考えたらアンコール貰えるなんてバンド冥利に尽きることで、背を向けるのは無粋の極み。かくなる上は・・・

  ふ、ふ、フンガー!!

満身創痍のおっさん達は立ち上がり、再びBye-Byeを泡吹きそうになりながら演奏する。やりきったさ。ハッスルしちゃったさ。あまりの体力のなさに死ぬかと思ったさ。

皆さんのコールと歓声耳に刻まれています。ありがとうございました。


出演順
 1.Syachi-9  2.The Rovers 3.あべあいこ
 4.The Reservoir Dogs 5.Over30

当日は午前中練習に入り、リハーサル後本番直前にギターが倒れるなど、機材トラブルに見舞われてしまうもののどうにか乗り切る。楽屋にて5人円陣を組み声出しをしてステージへ立った。

曲順
 1.Dry 2.Colors 3.Tomorrow 4.Bye-Bye

辿り着くまでに多大な時間を要した念願の初ライブ。メンバー皆一様に長いブランクがあり、Malthに至っては初ライブ。皆が固かった。

練習時の時間の経過はそれ相応なのだが、ライブ中の時間の経過はものすごく早い。演奏・動き・メンバーとの絡み・客席・・・これらに対する思考が驚く歩ほど研ぎ澄まされ、瞬く間に時間は過ぎ去った。ぶっちゃけ皆あまり詳しく覚えていなかった。

しかし機材を抱えてステージを後にする進と、座ったままドラムセットを片付けるヒロとがすれ違いざま、満足げな笑みで右の拳を突き合わせていたのが印象的だった。感無量といった所であろう。

感動。力不足に対する悔しさ。次のライブへの闘志。嬉しい再会と新たな出会い。初ライブは様々な課題を残して終わった。

因みにこの日いただいた感想は
 ・謙遜してたけど全然聞ける
 ・音のバランス詰めがまだ甘い
 ・何で今までやんなかったか不思議
 ・全部オリジナルなんですか?(そうです)

などがありました。


訪問者数
忍者ブログ [PR]